菜種梅雨の名の通りにしとしと降っています。
気温も先週の夏日を経験していると、
いっきに冬の戻った感があります。
どんよりの空模様でも春好き甘庵は、
体内に春が入り込んでいる感じがしていて、
気持ち的にはどこかウキウキしています。
桜や辛夷や桃や花海棠や桃など、
花をつける木が見事ですが、
枝に新芽が膨らんできているのも、
勢いを感じてウキウキします。

荒川尚也 角花入 18,700円
W11.2cmD10.8cmH24cm 単品
そんな一枝を活けるだけで、
気持ちの良い空間が広がる、
荒川尚也さんの角花入をご紹介します。

角花入は底面部分を金属型に吹き込んで成形します。
そのため底面から腰下の部分は、
大きさも表情も大差がないのですが、
そこから上の口縁までは吹きガラスの表情が強く、
一つずつの顔つきを見せます。

今回のものは丸顔です。
ふっくらした厚みのをかんじる縁で、
角丸の口に仕上がっています。

その意味でもどこか柔らかな春をイメージが重なり、
たっぷりに水を張ってレンズのような本体に、
瑞々しい新芽をつけた枝が、
春の景色を見せてくれると思います。
甘庵
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