鉄の発色を上手に使かった緑の釉の発色が綺麗な平鉢です。

久保田信一 灰釉二彩(白土)平鉢 3,850円
径17.5cmH5.7cm
釉薬自体にはほとんど色はなく、
しっかり焼くことで下絵の鉄絵の具が灰釉の中に溶け込み、
重力で見込み方向へ流れて縁の茶から見込みの緑へと、
一枚ずつのグラデーションを描きだしています。
春の萌え出している木々や野原の緑を連想させます。

窯神さまの力も借りての表現は、
自然界の景色にもにて、
力みのない絵柄に仕上がっていて、
飽きが来ず料理が盛り映えします。

浅い碗のような広がりのあるフォルムは、
向付として一品を気品ある盛り付けから、
手に持ち書き込む食べ方の料理まで、
幅広く使いやすい平鉢です。

陶器の良さをいかしている作りで、
手持ちが軽く扱いやすく、
重なりも無理なく安定感があり、
しっかり焼き切っているので丈夫です。
普段使いの器としておすすめです。
甘庵
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