気持ちの良い日曜日ですが、
この後は夏日にまでなりそうです。
水分補給の心がけをする季節になりました。

荒川尚也 Dip皿 小 4,400円
径16.5cm~H18cm径1.7cm~2.2cm
今日は荒川尚也さんのDip皿小をご紹介します。
荒川さんのガラス器の一番の特徴になる、
澄んだ素地が生きていくる静かな泡の点文が、
見込みから三方向へ施されています。

ヨーグルトカップと同じ手法の、
まだ柔らかい素地に等間隔に凹みをつけて、
みが素地に馴染んで今わないうちに、
ガラスを被せて凹んだ分の空気を閉じ込めて、
連続する点文を作っています。

炭酸ガスを発砲させて描いている、
荒川さんの多くの華やかなアワ文に比べて、
静寂を感じるアワ文になります。

その分素地の魅力をより感じ取れて、
熱く溶けたガラスに息を吹き込んで膨らませ、
巧みな技で皿の形に作っていく、
動きのある工程が垣間見えます。

シンプルな構成デザインだからこそ、
盛り付ける料理が美味しそうに映えて、
色々と試して使うのが楽しくなる皿です。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。

にほんブログ村

和風ランキング
ご協力ありがとうございます。