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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

和食器ならではの片口

今日ご紹介するのは光藤佐さんの白磁酒注片口です。
片口は酒や醤油などの液体を移し替えたりする道具でした。
今のようにペットボトルなどには入っていないのですから、
便利な必需品だったと思います。

17mitufuji_0288.jpg
光藤佐 白磁酒注片口 14,300円
W17.5cmD12.5cmH8cm
程よく入れて270cc


でも、古くから片口に用の美を感じ取り、
器として見立てて使うことで、
趣を楽しむまれてきました。

17mitufuji_0289.jpg

また注ぐ道具として必然の注ぎ口は、
アンシンメトリーのフォルムで、
これもまた和の感性からは好ましく感じ、
片口の形を借りて注ぐためではなく、
器として作られることも自然になりました。

17mitufuji_0290.jpg

ただ甘庵のように口があるなら使いたい。
注ぐならやはりキレが良くないと。
と、器好きならそう思われるはず。

17mitufuji_0291.jpg

そんな欲張り器好きには、
ご紹介の光藤さんの片口はおすすめです。
まず趣が深く美しく気品を備えているフォルム。
注ぎ心地よく美味しそうに盛り映えする。
多様な表情を持っている使いたい片口です。

                  甘庵
 

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