やきものも陶器、炻器、磁器を網羅して使い、
そこに漆器やプラスティックなど樹脂や木や金属。
加えてガラスがあります。
今日は開催中の巳亦敬一さんの個展作品から、
ガラスの見方のお話をさせてください。
ガラスは上にあげた多種の器にはない、
向こう側が見えたり光を透かす素材です。
この特性が他の器とは違う、
見方や選び方になると思います。
光を通す素材のために展示している時でも、
置いている素材の色や光を受け方の違いで、
置いてある場所によって表情がかわります。
そしてそれは手にして持ち上げた瞬間に、
表情がかわることもあります。
またグラスなどは飲み物を注ぐと、
器全体が一つのレンズになって、
器の向こう側を映したり、
煌めきや輝きだすことを楽しめます。
荻窪銀花でお客さまが器を選んでいるときには、
置く場所の変化や試しに水を注ぐことなど、
タイミングがあえばなるべく、
提案させていただくようにしています。
店頭ではできてもHPでの画像では、
そのあたりをお伝えしにくいので、
個展のときには展示作品全てと、
手にもって色々な方向から見ていただく、
動画をYouTubeで公開しています。
ぜひご覧になってみてください。
甘庵
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