今日は不透明ガラスなのに光を内に抱えて、
ほんわりと明るく光が滲むような、
一輪差(角)ベージュをご紹介します。

巳亦敬一 一輪差 (角)ベージュ 4,730円
◻︎5.6cmH11.3cm
四角柱の正面一箇所にアクセントになる、
文様がほどこされています。
文様としてはシンプルで、
緑・赤・緑が縦に並ぶ立体的な長四角が、
一輪差しから少し浮き出る感じで埋め込まれています。

食いしん坊の甘庵の第一印象は、
「スイーツだ」でした。
半透明のベージュのとろんとした素材に、
トッピングが乗っているようで、
美味しそう。と。

でもそれはあまりなので、
食欲の邪念を振り払って、
見直した第二印象としては「砡」のよう。

メノウやヒスイや水晶などのことを言う「砡」です。
中でもメノウの質感が近く感じます。
なのですが、ガラスでも「砡」があります。
乳白でオパール感のあるガラスのことを指します。

実は巳亦さんの工房でも代々、
砡ガラスをつかった仕事をなさってきました。
不透明でいて光を内存させる彩りガラスを作り出すきっかけも、
多分のそのノウハウがあったからだと思っています。
甘庵
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