整った丸いフォルムが財ポットの人気です。
その姿とはべつのタイプと思われがちですが、
実はこの瓶子型こそが財ポットのはじまりの形で、
丸さや隅々までの行き届いた納まりなども、
これがオリジナルの形であり原型です。

加藤財 ポット 白瓶子 13,200円
容積300cc
それまで急須だけを作られていた加藤さんへ、
「煎茶以外の茶葉のため容積の大きなものを」という、
多くのファンからの声があり、
はじめてポットを作ったときに、
自分らしいオリジナルの形をと作られました。

その後に容積をもっと増やすため、
丸い急須の相似的で大きくした丸型や、
安定感をより増やす茄子型などが増えていきました。

大きい容積は丸型に任せて、
瓶子型の存在はフォルムの美しさをより追求し、
使い方も急須よりも容積多く、
ポットよりも少なめの位置を担当している形です。

やきものの古典的な形としての、
梅瓶をリスペクトしてつくられたそうです。
気品のある美しい道具としての、
存在感があるポットだと思います。
甘庵
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