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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

持ちやすさのディテール

ハンドルのない湯呑みやコップなどは、
熱い飲み物が入ったときに、
熱が伝わりやすい磁器はや薄い仕上げだと、
熱くて強く持てないことがあります。
その上、釉薬がしっかりかかっていると、
強く握れないために、滑りやすくなってしまいます。

解決策としては、
見込みだけ釉薬をかけて、
外側は無釉にして滑りにくくする方法や、
面取りにしたり、しのぎにしたりという、
ロクロで引き上がった滑らかな面に、
引っかかりのある表面にする方法などがあります。

mrk521.jpg


この村木さんの湯呑みも、
一つに解決方法であり、
また、面白い、ちょっとモダンなマチエルになっています。

高台などを削る段階で、
同じように回しながら、
横縞の彫りをしていって、
タテにも縞に彫ることで、
エンポス加工ような、小さなタイルが埋め込まれたような、
そんな仕上がりになります。

これが、滑りにくく、指先健康グッズみたいで・・。
握った感じがなかなかなんですよ。

前にお話したビールの灰釉の表情を、
発揮する凹凸でもあり、
魅力的な湯呑みに仕上がっています。
ちょっと握ったり、さわりたくなりませんか?
ぜひ、銀花までお出かけください。
注:営業スマイルで、手をもみもみしている店主
         
                 甘庵

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