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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

日本人の好きな形

「急須」と言われて、ほとんどの方が思い浮かべる形は、
こんな風な、横に持ち手のある、
横手急須などと呼ばれるものだと思います。

mrk592.jpg


左の小振りに見える急須ですが、
見かけより入り、容積が200ccほどで、
こっくりとした濃いめの煎茶にぴったり。
右は、三倍の600ccほど入り、
食後にほうじ茶や番茶を、
たっぷり飲みたい時などにぴったりです。

お茶の文化の発祥は中国で、
好みや文化で、形や味を変えていきました。
茶器も用途やお茶に合わせて、
素材や大きさを変わりましたが、
いわゆる、ポット型の後ろ手のタイプが世界基準。

ウーロン茶のおままごとみたいな大きさでも、
たっぷりした大きさの紅茶ポットでも、
シンメトリーなポット形の基本はいっしょ。

日本にも煎茶の元が中国から伝わり、
すぐに馴染み、高級とはいえ、
暮らしの中に受け入れていき、
煎茶道も発達していきました。

その過程で、ポット型だったものが、横手が主流になっていきます。
(その経緯にはいくつかの説がありますが、ここでは省きます)
その背景には、アンシンメトリーなものを好む、
ぼくらのDNAが作用していると、
甘庵は思いこんでおります。
横手急須は、日本人の好きな形なのでしょう。
   
               甘庵

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