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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

まずは椀

漆器というと、普段使いには使えない。
そう思われていて、
プラスティックの素地にポリウレタンを塗った椀を、
流用している方やお店が多いのでしょうね。
でもそれ、まったくの誤解ですから。

漆器は japan って言われるのに。
それは、日本の漆が、漆器が世界一だからこその名称なんだと、
ぼくは、誇りたいことだと、思っています。

では、なぜ、世界一か?
まずその表情がともかく美しく、魅惑的。
そして、強い!

過去にも漆への誤解を解くための記事をいくつか書いているので、
時間のある方はぜひ目を通してください。

普段使いの漆器 http://utuwaya.blog74.fc2.com/blog-entry-154.html

漆器の使い方  http://utuwaya.blog74.fc2.com/blog-entry-165.html

器と話す 4 漆器の声 http://utuwaya.blog74.fc2.com/blog-entry-231.html

これ以外にもありますが、
重複が多くなるので・・・。

これれで、お話しているのは、
使いやすくするために漆を塗った漆器は、
使うためのもので使いやすい器です。
ということです。

urushi166.jpg

松室裕重 4.2寸椀 ケヤキ 径12.6高さ8.5 ¥13,650-

作る側からしたら、椀が一番大切な技が必要な器です。
なにしろ、頻度が圧倒的に高くなるからです。
しかも、熱い液体を入れ、箸でかき回され、
使うごとに洗うわけですからね。
それは、今に限ったことではありません。
そうやって使われてきて、
温かいものが冷めず、軽くて掌が良く、
口当たりも良くて、
なにより、丈夫だったからこそ、
椀が使われてきたのです。

それがなぜ、椀の手間より安いから、
とコピーの用につくられた、プラスティックの椀の方が、
丈夫と考える方の方が多いかもしれないのは、
何故なのでしょう?

プラスティックは素材として悪い訳ではないのですよ。
それはそれで、プラスティックとして、
デザインされたものの方が、
ぼくにはなじめるし納得できます。

その優れた加工性で簡単に作られる、
椀のコピーでは可愛そうだと思います。

urushi165.jpg

松室裕重 4.1寸線文椀 栃 径12.5高さ6.7 ¥12,600-

でも、コピーでも椀の風情を思うなら、
日本の木で、作られた椀で、japanese としては、
japan で、
japanese suop を、
いえ、日本人は、漆器の椀で、おみそ汁を食べましょうよ。

              甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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