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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

音の聞こえる刃跡

漆器のほとんどが木の素地に、
漆を塗り重ねたものです。

器の木地の多くはロクロで挽きだして作られます。
手間がかかり、また整った丸さや表情が仕上がりにくいので、
漆器産地で量産された器にあまり見かけませんが、
木の塊からノミとゲンノウで削り出す方法があります。

urushi182.jpg

上:松室裕重 ノミ目四方盛皿楡
W44D29H2.7 ¥78,750
下:松室裕重 長皿タモ
W47D16.5H2 ¥36,750

少し野趣な表情のため、
間々すると品がなくなりやすいこともありますが、
技のある刃物の跡は、心地よく、
リズミカルな音が聞こえて来るようです。

urushi179.jpg

松室裕重 面取り鉢欅
径21.5H8 ¥25,200
面取ぐい呑み欅
径7H5 ¥7,350

刃と木との戦いは、
木の堅さや粘りといった性質を見て取れます。
木取(きどり)方で、ロクロ挽きとは違った、
さまざまな杢目を楽しめます。

漆を塗ることで、木の素材感を瑞々しいまま封じ込め、
スピード感のある彫刻的な要素をもった、
丈夫に使える器に仕上がっています。

              甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

刃跡のあとからつくり手http://blog74.fc2.com/image/icon/e/320.gif" alt="" width="14" height="15">のハートhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/415.gif" alt="" width="14" height="15">http://blog74.fc2.com/image/icon/e/266.gif" alt="" width="14" height="15">http://blog74.fc2.com/image/icon/e/328.gif" alt="" width="14" height="15">http://blog74.fc2.com/image/icon/e/803.gif" alt="" width="14" height="15">を感じてあったかですhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/814.gif" alt="" width="14" height="15">

  • 2006/11/14(火) 20:08:28 |
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