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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

普段使いの漆器 1

手間は価格に反映していきます。
手間を掛ける目的に、丈夫に使いやすくすることと同時に、
美しく、上品に仕上がればなおのことと、
塗師屋さんは考えて、漆の塗り方を決めて行くことでしょう。

そこには、長い伝統から生み出された経験や、
知恵が活かされていますが、
ただ、それにだけしがみついていると、
現代の暮らしの中に生き生きした漆器は生み出すことはできません。

そのためには、塗師屋が様々な視点で器を仕立て行かなければなしません。
それは、器を作る全ての作り手に共通していますが、
こと漆器に関しては、その範囲がまだまだ狭くしていることがあるかもしれませんね。

産地の多くで作られる漆器は、
木地を作る木地師と塗師屋は通常別の作り手から生み出されます。
それぞれが、エキスパートであり、
互いの意志を組み合うコンビネーションが必要です。
そうして、完成度の高い華やかな漆器が生まれてきました。

とはいえ、ハレの漆器や、真行草でいえば真や行の器ばかりでは、
器を選ぶ使い手にとって、不十分です。

urushi209.jpg

去年のブログでも紹介した松室裕重さんの 朱文麺鉢
径20.9高さ9 ¥21,000

個人で木地挽きから塗りまで一貫して作業して、
しかも、横木挽かれで、塗り上げられた漆器は、
まさに普段使いの漆器です。
選択の範囲が広がり、比べられることは良いことです。

さらに、会席や、法事のための漆器ではなく、
普段に多く使う漆器なら、身近で使われ、
元が取れるという物です。
使いやすくするために漆を塗った漆器だからこそ、
普段使いの漆器が嬉しいですね。
                 甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

使ってくださってるんですよね

はぐみさんは去年、この麺鉢を求めていただきましたね。
使ってくださっているんですね。
ありがとうございます。
ますます、ばんばん使ってくださると、
ますます可愛い漆器君になりますよ。
よろしくお願いいたします。

これから年末http://blog74.fc2.com/image/icon/e/370.gif" alt="" width="14" height="15">から年始http://blog74.fc2.com/image/icon/e/476.gif" alt="" width="14" height="15">にかけていっぱい使えるよ。年越しそば食べてお正月はお雑煮を漆器で食すとひと味違いますhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/814.gif" alt="" width="14" height="15">http://blog74.fc2.com/image/icon/e/342.gif" alt="" width="14" height="15">http://blog74.fc2.com/image/icon/e/820.gif" alt="" width="14" height="15">

  • 2006/11/17(金) 23:35:45 |
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  • はぐみ #-
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