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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

はじめに買う漆器なら

漆への誤解を解くには、まず使って頂くことです。
そのためには、良い漆器を選ぶことです。
まぁーこれが問題だから、
誤解がこんなにも強く生まれてしまったのですけどね。

当たり前のことですが、
塗師(ぬし と読みます)が、
しっかりと塗った漆器なら、
使うための器として作り上げています。
器への愛情があれば、過保護でなくても、
全く問題なく使える・・・いいえ、
他の材質にない魅力をもった、
素晴らし器だと、きっと理解してもらえます。

甘庵が、はじめて漆器を買っていただくのに、
お奨めなのは、大振りの椀です。

urushi162.jpg

松室裕重 箔文椀栃 径12.9H9.5 ¥13.650

椀は漆器のなかでは、
塗師屋の腕前の分かる基本です。
持って、口を付けて食べる。
この動作さから、器のフォルムやデザインからの、
善し悪しがある程度分かってしまします。

熱い液体をいれ、箸でかき回し、
頻度の分だけ洗う。
当たり前に使うことで、
耐久テストも行われます。

頻度高くつかえば、
目も届くので、何か傷害を見つけたりしたときに、
早いメンテナンスを行えます。
メンテナンスをすることで、
寿命は長くなります。

たくさん使えば、
一回あたりいくら?という計算の分母が増えて、
一回あたりの単価が安くなりますよね。
それに、漆器は生き物の木地に、木の樹液の漆を塗った、
ぼくらと同じ、生き物から出来ています。
ですから、寿命があります。
使っても使わなくてもです。
なので、使うべきですし、
使わない物を、仕舞っておいても、
分母が小さいと、とっても高い物になってしまいます。
利子もつきません。

やきものは、良いものなら、
古いと高いですが、漆器にはそれがないと、
骨董市などで、ご覧になった方なら、
思い当たることでしょう。
漆器には寿命があるので、
古いと安くなっていってしまいます。

urushi158.jpg

太田修嗣 刷毛目高台椀みずき 径13.5H9.5  ¥18,000

さて、話を戻して、お奨めの大きな椀。
具だくさんのおみそ汁、煮物、お雑煮など・・・。
手に持って食べる器としては、
大きさの割に圧倒的に軽いですし。
熱くならない。
これからの季節にお奨めなのが、
熱いのがご馳走の鍋物のときに、
取鉢として使うんです。
冷めないし、持っていて熱くならない。
本当に、鍋を堪能できますよ。
締めの雑炊や、うどんにも、
また良いんです。

小丼、鉢として、ボウルとしてもね。
木や漆器の箸でたべるのは条件ですけど、
箸と同様に漆器に優しい木の匙を使っていただければ、
シチューや、スープも大歓迎。
サラダもいいし、
大盛りのグラタンやラザニアみたいに、
熱い料理を取り分ける時にも、
冷めなくていいですよ。

もう、使い方にルールはありません。
たくさん使っていただくことが、
漆器の良さを分かっていただけると、
確信しているからです。

             甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

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  • 2007/02/06(火) 09:51:55 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集]

やっとこさ~

kuriさん ご訪問ありがとうございます
飾り付けやら、セールやらで、
ばたばたしてて、コメント気づいていながら、
放っておきっぱなし・・・。失礼しました。
漆器は使っていただくときっと良さが、
じんわり来るはず。
なので使って頂く頻度が高いものなら、
何でもいいんですけどね。
経験上大きめの椀が一番かと。はい。
また覗いてくてくださいね。

こんばんわ☆
先日はコメントありがとうございました♪
漆器、いつかは使いこなしてみたいです。
大き目のお椀がオススメなんですね~。
よく覚えておきます!
豚汁やお雑煮、お汁粉・・・
きっと見た目にもおいしいんでしょうね♪

  • 2006/11/21(火) 22:36:53 |
  • URL |
  • kuri #-
  • [ 編集]

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