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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

うつわの季節感

日本は四季がはっきりしているため、
暮らしの中での季節感を大切にしています。
それは、生活風習や行事から季語まで、
様々なかたちで見ることができますね。

うつわも例外ではなく、素材感や絵柄などから、
伝統的なお約束としての季節があったりします。
でも、自然との接点が少なくなって、季節感が薄れていることもあってか、
あいにく伝わって行きにくくなっています。

エアコンで一年中コントロールされた部屋にいて、
季節にかかわらず、トマトが食べれる今の食卓だからこそ、
積極的に季節感を感じるうつわが、必要かもしれませんね。

とはいえ、昔のままの季節感の約束は、
元の現象が、なかなかぴんと来ない以上は、
取り入れのは、難しいのではないでしょうか。
たとえば、麦わら手といわれる、
太い細いのタテ縞や、色と交互のタテ縞の柄は、
そのシンプルさと、飽きのこない図柄で一般的ですが、
それが、麦秋といわれる、春から秋の麦の刈りの頃の絵柄ですが、
さて、どうでしょうか?
今は、都心部のだけでなく、
麦畑を知らない世代の方が多いのでは?

無理ですよね。
絵柄が具象からデザインされていったのを、
想像して季節感を感じるなんて・・・・。
そこで、こんな選択ならいかがですか。

shiwasu283.jpg

これは荒川尚也さんのアワのシリーズです。
ガラスだ涼しそう>夏だ! とイメージするのは自然です。

shiwasu287.jpg

荒川尚也 ハンドモール鉢

そんな発想から、ガラスが器として身近に使われるようになって、
夏の器の代表になりました。が、
いま見直せば、涼を呼ぶだけでなく、
温かなお部屋で雪や氷をイメージして、
冬>雪>氷>クリスマスと、発想していくことは、
案外普通かもしれません。
今の暮らしの中では自然な見立てかもしれません。

shiwasu289.jpg

荒川尚也 香水瓶

事実これからの季節では、
クリスマスのプレゼントや飾りにも、人気のあります。
もちろん、今日までの「師走市」ですが、
師走市価格でお求めいただけますよ。

              甘庵


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