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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

急須が小振りなわけ

加藤財さんの急須は、普段使い慣れている急須から見ると、
小さいかもしれません。
蓋を取ってみて口が小さいと思われるかもしれません。
ちょっと、窮屈な感じがするかもしれませんが、
この大きさだからこそ、この蓋のディテールや、
端正な姿こそが、お茶の美味しさをうみだせると、
ぼくは思っています。

0612kato482.jpg


今回の急須も容積は、120ccから200ccが中心です。
大きくても250ccほどです。
煎茶を美味しく入れるために、急須を産んだ煎茶道の約束に習い基本にしています。
ポットはその心を繋いでいながらも、使い勝手や容積を大きくしたもので、
便宜上名前をポットよんでいますが、茶葉を中心に考えていますので、
ス(漉す部分)もしっかり細かく付いています。
容積は300ccぜんごから600ccほどまです。

0612kato467.jpg

目的に応じて、容積は選んでください。
でも、煎茶はそこそこの大きさまでの方が、
絶対的に美味しくお茶が入ると、
ぼくは思っています。

ただ、二煎目の味がぐーんと落ちるほうじ茶や、
紅茶なのどのように一煎しか呑まないために、
熱い湯でいっぺんに、出す物には大きさが必要でしょう。

煎茶で馴染んだ財急須の延長状で、
番茶や、ほうじ茶や、紅茶を飲みたいという声から、
ポットが生まれました。
便宜上ポットと名付けましたので、
茶葉でいれるものなら、何でもいいのですよ。
ただ、基本的に急須もポットも中に釉薬が施していません。
そのため、使い込むほどに、茶葉のタンニンが付くためた、
味が丸くなります。
香りも馴染むことでしょう。
なので、一つの急須ポットで、違う茶葉を使うことは、
避けるべきだと思っています。

目的が違うからと言い訳しながら、
茶葉ごとに、急須やポットを数種類手に入れしまったのは、
ぼくだけではありませんね。

                  甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

たから急須仲間

はぐみさん いつもコメントありがとうございます。使って頂いているのも随分良い色になって、味もまろやかになっていると思います。なれてくるころ、注ぎ口などの破損に気をつけてくださいね。

チョコままさん 気に入ってくださったようで、嬉しいです。そうなんですよね。釉薬は施されていないのですが、その肌合いはとても滑らかで、心地よいですね。和の文化には多いと思います。たとえば塗装をしない文化、鉋かけの技で耐久性を生み出し、時とともに侘びていく心地よさなどと、共通するところをぼくは感じています。

なーるほど。

たった今届いた急須でお茶をのみながら、ブログをよんでいるところです。手にとって初めてわかることですが、加藤さんの急須は本当に丁寧に作られていますね。びっくりしました。まず、本体と蓋のおさまりが、ぴたっと吸い付くような感じです。そして、手触り、見た感じはざらざらしていそうなのに、つるつるすべすべで、思わず頬擦りし、なでなでしてしまいました。また、味がまろやかにいれることができます。本当に繊細で妥協を許さない職人さんの仕事、という感じで、ただただ感心しています。甘庵さんありがとう!

  • 2006/12/18(月) 10:44:36 |
  • URL |
  • チョコまま #-
  • [ 編集]

姿は小振りでもやることはでっかいよねhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/271.gif" alt="" width="14" height="15">
見てるとhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/317.gif" alt="" width="14" height="15">繊細で優しくて可憐で可愛らしいhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/803.gif" alt="" width="14" height="15">だからみんなに愛されるんだろうね。http://blog74.fc2.com/image/icon/e/349.gif" alt="" width="14" height="15">

  • 2006/12/18(月) 00:57:45 |
  • URL |
  • はぐみ #-
  • [ 編集]

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