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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

加藤財さんの彫り

財急須のファンがどんどん増えて、
作れる数が増えるわけではないので、
お待たせしてしまう状況が続きがちです。
加藤さんの急須やポットは顔つきがどれも違う、
一つずつ作り出す仕事をしていますが、
とくに、個展の時には、普段は手間がかかってなさらない仕事がみれれます。

kato.449.jpg

そんな一つがこの彫りの仕事です。
加藤さんの彫りは、本体が乾いた状態で彫るので、
やきものの面取りとはちょっと違った緊張感があります。

通常、やきものの面取りは、土が生乾きの時に、
包丁のような道具で、お芋やにんじんの面取りのように、
一気に面をとっていくスピード感ある仕事です。
そこが信条で、魅力的な仕上がりを生む技です。

ところが、加藤さんの面取りは、
石や木の彫刻のように、
「カリカリ・・カリ」って。
素地にもう粘りがないために、
気を緩めれば、破損がでてしまいます。
スピード感とは違う精緻な動きの質感があります。

IMG_1487.jpg

でも、彫られたウエーブは、
緩やかでたおやかな美し曲線で、
ぼくにはとてもモダンに見えます。
和の器にはなかった表情に思えます。

皆さんにはどう映りますか。

              甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

みなさんへ

さとさん
器も料理も手で作るから顔も味も、
一つずつっていうか、作り手の分身で~す。
だから、毎日使っても食べても飽きなくて、
心も満たされるんですよね。

テン☆
器との出会いも、人ととの出会いと一緒。
見初めたらチャンスを逃さないようにして、
手に入れたらばんばん使う。
使うほど輝くのがいい器です。

はぐみさん
彫りが深い・・・・外人系かな?
そういえば、彫りのポット急須は、
エキゾチックかもね。

彫りに深みを感じるhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/814.gif" alt="" width="14" height="15">
Deep inpacthttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/248.gif" alt="" width="14" height="15">

  • 2006/12/26(火) 09:45:36 |
  • URL |
  • はぐみ #-
  • [ 編集]

本当に一つ一つ表情がちがいますね
購入して自分のところに来たら自分だけのもの、同じ表情はないので特別感も一段と感じられますね

  • 2006/12/25(月) 23:20:40 |
  • URL |
  • テン☆ #-
  • [ 編集]

彫りがすごいですね

手間がかかっているのですね。ひとつひとつ顔が違うのもわかります。その方が暖かみがあっていいですね。自分だけのものって言う気がします。和の器って趣がありますね。大好きなんですよ。次の記念にひとつ買ってみたいなと言う気がします。

  • 2006/12/25(月) 15:51:44 |
  • URL |
  • さと #o.trGIrQ
  • [ 編集]

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