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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

小さな箱の仕掛け

小さな箱の仕掛け
染め付けの小さな箱を作ってくれたのは、
鹿児島で作陶している山口利枝さんです。

box748.jpg

この箱は縦横高さがほぼ3cmの立方体です。
正面には古式豊かな錠前の図柄があります。
小さくても大切な物が入っているというイメージが浮かびます。
合い印(合わせ目を見分けやすいように入れる印)にも、
なっていますね。
この箱を開けると・・・。

box749.jpg

2cm角ほどの空間の中には、
別の時空があるかのように、
お家と犬と木があり、
空には雲が浮かんでいます。
楽しいでしょう。
作っているときの山口さんの笑顔が想像出来ます。



こちらは、美味しそうなお菓子をイメージするような、
径が4cmほどのかわいい球体です。

box750.jpg

呉須で描かれた真一文字の青い線が、
白地に映えて清々しいく、静かなデザインです。
この箱は開けると・・・・・。

box751.jpg

躍動感あふれる輪重ね図柄。
小さな面に、手で描かれた輪は、
不均等な間隔で、揃うことなく描かれています。
一見ぎこちなささえ感じますが、
そうすることで、かえって動きや力を感じます。

穏やかで静かだった姿の箱が、
開けることで動の表情に、
イメージが一変するのも、
小さな箱に仕掛けられた作り手のおしゃれな心意気です。

後は手にした方が、
この楽しさや仕掛けをどんな風に、
遊び心でとらえてくださるかですね。

これが、うつわ屋の楽しみです。

              甘庵

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テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

器って

料理の素材の一つみたいなもので、
イメージがわいてくるのが自分にとってのいい器って感じかな。
箱はちょっと違うようだけど、
でも、開けて「きゃ~」とか「おお~」とか、
お客さんがいっていると、作り手の勝ちって。
そう思えます。
でも、お客様から、小さな箱に、
岩塩や深層海洋水の塩とか、天日塩とかを入れ分けて、
食卓においているとか、
お気に入りのピアスたちを入れているとか、
お茶に添えて、
小さなチョコやキャンディを入れてお出しするとか、
金平糖をいれてとか・・・・。
いろいろ伺うと、う~ん、お客さんの勝ちって。
honeybee*さんなら、何をいれたいかな?
料理好き、食いしん坊だから、
柚胡椒や山椒や七味といった薬味とかかな?

こんにちはー!
もぉ、どの器をみても、もうため息ものですねー!
どれもほしくなっちゃう・・・。
危険です!!
ちいちゃなお家の形をした箱が忘れられません!
でも、この四角い箱もまた中のしかけがかわいー♪作家さんのお人柄が伝わってきますねー!

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