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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

凍りついたような箱

荒川直也さんの吹きガラスの箱です。
荒川さんの特徴的な澄んだ素地と、
凍り付いた渓流から削り出したような、
泡が美しい箱です。

box746.jpg

荒川尚也 吹きガラス箱 径11H10cm ¥15750

吹きガラスは、ホットワークですから、
蓋と本体は別々に作られて、
合わせ目を確認出来るのは、冷めてからです。
すんなりと収まるのは、確かな技があってこそです。

美しい姿で飾り箱としておいてもいいのですが、
たっぷりした容積の箱ですから、
使い手の工夫で楽しく使うことができそうです。
キャンディボックスでも、氷入れでも、
本体の深さがあるので、蓋をそえて花入れに、
かき氷を敷き込んで珍味を盛って出すのも、
ゴージャスでよいかも。
ぼくには何か使いたくなるイメージがわいてきます。

box727.jpg

眺める角度によってキラキラと煌めく、
流れように入っている泡は、
液体に巻き込まれた泡で、
ガラスが熱く溶けていたのが感じとれます。

また、手に取った時に、
ガラスだからこその、ずしりとした重みがあります。
ガラスの素材感を感じ取れて、
この重量感がぼくには好ましく、心地よい掌です。

box747.jpg

箱は目的を持って使えても、普通の器と少し違う点は、
彫刻を愛でる感性を刺激してくれるところです。
手に取り、眺めすがめ、蓋を開け・・・。
作り方を想像し、使い方の工夫を膨らませていく。
そんな楽しみ方ができます。

              甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コメントありがとう

Sunnyさん
遠くからありがとうございます・・・って、
ここがWEBの世界の良いところですね。
世界中のどこからでも繋がれる。
オランダの香りがうつわ屋のブログに漂い。
ちょっとおしゃれに。
また覗いてくださいね。

クレッシェンド
荒川さんの作り出すガラスは、
氷のようだったり水のようだったりしますが、
無機質ではなく、こんこんと湧き出る泉のようだったり、
渓流の流れのようだったり、天然の氷だったりと、
ぼくにどこか美味しい水を感じます。
さて、クレッシェンドさんの印象は?
今度来店の時に聞かせてもらおうっと。

甘庵さん、こんにちは^^
「箱展」素敵ですネ~。
実用性もあるけれど、なんだかどれも夢がある~^^
この吹きガラスの箱もとってもステキ!
氷のような箱に氷☆
氷のような箱にキャンディー☆
(アイス・キャンディー・・・?あ、言っちゃった^^ゞ)
氷のような箱にカキ氷&珍味☆
氷のような箱にお花☆
どれもいいですね~♪
私だったら何を入れようかなぁ・・・^^

  • 2007/01/12(金) 16:11:41 |
  • URL |
  • クレッシェンド #sm7TGDHE
  • [ 編集]

はじめまして。

器が大好きです。今、オランダに暮らしていて日本の器を撫で回したくなることしきり、です。とても素敵なブログ、リンク貼らせて頂けますか。更新、楽しみにしています。

  • 2007/01/11(木) 22:16:41 |
  • URL |
  • Sunny #-
  • [ 編集]

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