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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

美味しそうなガラス

所沢で制作している神田正之さんのモザイクガラス箱です。

box724.jpg

径5.5cm 高さ5.5cm の小振りな箱です。
三つの足のついた小さいけど気品あふれる姿です。
小さな蓋には、さらに小さなつまみが可愛く付いています。

蓋ととって見ると、また表情が変わります。
モザイクガラスという表現を使っていらっしゃるように、
モザイクのガラスを組み立て型に並べて、
溶かして制作しています。
ともかく手間のかかる仕事です。
まずは、様々な色や模様のガラス板を電気炉で作り出します。
これを必要に応じた大きさにカットして、
色や構成を計画して雌型に丁寧に並べ、
雄型で押さえて電気炉で溶かして制作します。

box725.jpg

出来あがった作品は大小様々色や模様のガラスのかけらが、
隣あわせ、上下、表裏に入り組んでいるので、
光が入ると、立体的重なり合う様子が見えます。

寒天よせや、ゼリーよせのようで、
ちょっと美味しそうでかじりたくなります。

               甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

綺麗な小箱ですね。
見ているだけでも楽しくなりますね。

こんな、楽しい小箱がお部屋に一つあると、毎日が楽しくなりそうですね。

ポチっとしま~す。

  • 2007/01/23(火) 14:30:54 |
  • URL |
  • ガラス工芸@伊藤 #-
  • [ 編集]

うれしいコメント

毎年「小さな箱展」を開催しているのは、
箱の持つ魅力がぼくにはたまらないからです。
開けて見る=さわる>違う空間
開けて見る=何かをいれよう>使う工夫
開けてみる=明ける>明るく>展開が変わる
というわけで、サブタイトルの「明けるとそこには」
は、開けるではなく、意図的に明けるにしてあります。
このガラスの小箱の明るい色合いが、
Tちゃんの心が和ませ、明るくしたなら、
それはもう大成功!!
小さな箱だけど、彫刻としての存在感を持っています。

このところ。心臓に悪い緊張や、嬉しい事や切ない事。仕事で悔しかったり、と落ち着け無い 落ち込み気味な日が続いてました。


今日の箱。HAPPYな気持ちになる彩りですね。心弾ませてくれそうな。

か~なり。画像に釘付けです。


寒い冬空に出た、陽の光みたい。

  • 2007/01/18(木) 18:37:41 |
  • URL |
  • ひょい のT #-
  • [ 編集]

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