まだまだご紹介仕切れない箱もあるのですが、
今日はその一部をまとめて。

この三点からぼくは、家や建物をイメージしてしまいます。
手前は苫屋といわれる、お約束の香合です。
左奥は、静岡浜松の村木律夫さんの染め付けの陶箱です。
右奥は、山形の武田千秋さんの化粧土で仕上げた陶箱です。

焼き締め緋だすきの苫屋はひなびた藁葺きの家で、バリバリ日本!!
(先日親しい友人との会話で、熱~く「バリバリ○○だよ~」って言ったところ、
「なんか~オヤジっぽい・・・」ってオヤジですから)
村木さんの箱は、国籍に関わらす家を連想する、
切り妻の屋根を持つ家型です。
ただ、染め付けと、チョーク絵の彩色が、
どこかモダンなお家に見えます。
武田さんの箱は、日干し煉瓦のお家に見えてしまいます。
窓のような、ハシゴのような立体的な装飾や、
化粧土の質感が中南米や中近東などのお家のイメージに重なります。
大きさも、素材感も、色合いも違う、
それぞれのお家の箱から、
暖かなHOMEを連想してしまいます。
甘庵
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