「かぶとはち」と読みます。
光藤佐さんの粉引の鉢では定番の器です。

今回も4寸、5寸、6寸と3種類が並んでいます。
重ねると良い具合に入れ子になります。
大人数でない収納には大変便利です。
裏返してみると・・・。

ほら、「かぶと」の由来がわかりますよね。
見込みの外側に角度がゆくるなる縁が着いて、
ちょうど「かぶと」のような形なので、
そう呼ばれます。
このシンプルですが、
二段になっている外側の縁が、
おすましして中高(なかだか)に盛りつけると、
ちょうど良い具合に額縁になり、
難しさもなく盛りつけの、
基本のバランスを自然と会得します。
また、光藤さんの焼き切っている粉引ですから、
急な汚れ方など決してしません。
使う前に、料理に合わせて、お湯や水をくぐらせてくれれば、
あとは気軽に、様々料理を盛りつけても、
汚れや匂いを気にすることはありません。
使うほどに美しく侘びていく、
土ものの器を楽しめます。
和のしつらえの基本の器として、
ぜひ、おすすめの器です。
甘庵
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