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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

猪口

猪口は多目的な器で、大きさも様々。
いわばフリーカップ。
酒や湯茶を呑んだり、ちょこっと盛りつける小付だったりと、
時代をさかのぼっても自由に使われていたらしい。

口が広く、底の方へすぼまっていく形で、
いわゆるそば猪口という名で一般的だったが、
近年、古伊万里のそば猪口をくみ出しやコーヒー椀など、
自由に使う見立てが見直されて、
現代のそば猪口も、フリーカップ化してきた。

その意味では、東京人としては、
多目的過ぎて、そば猪口としては大きすぎるものが増えて、
ちょっと寂しかったが、
猪口が認知されるとともに、
小さいものを作ってくれる作り手も増えて、
少しほっとしている。

さて、個展が今日までになって光藤佐さんも、
いくつかの猪口を作ってくれている。

mitufuji003.jpg

白磁のシンプルは猪口は小振りで、
個人的にそばを食べるのに好ましい大きさだ。
冷や酒にも良さそうだ。

mitufuji004.jpg

安南手の猪口と白磁しのぎの猪口は、
少し大振りで、いわばコップ。
小付としても、焼酎お湯割りなどにも良さそうだ。
モダンでたっぷりした作りで、多目的な使い道が思い浮かぶ。

何にしても、器は使うことで初めて生きてくる。
使うほどの器との会話も弾み、
使い慣れていくほどに愛着もわく。
手仕事のために、量産の器よりは価格は高め。
だからこそ、使い倒すほど使うことで、
元も取れるというもの、そのためにも、
使い方やメニューが多く思い描かれるものを求めるのが、
賢い日常の器選び方です。
好みの猪口を選べば、この理屈にかないやすい、
これから手仕事の器を求めて見ようという方には、
ぜひ、手に入れて、器好きになるきっかけになって欲しい。

                 甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

お返事です

さとさん
そうですか~。そば猪口コレクターですか。
おそばもお好きなのかな?
画像公開を楽しみにしてま~す。

はぐみさん
猪口は、「ちょこ」と言う発音からの当て字のようです。
発音からいえば、たしかにチョコにも通じますね。

猪口

猪口って見てはじめ読めなくていのししくち?ってなんだろうってhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/260.gif" alt="" width="14" height="15">
猪口とチョコhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/763.gif" alt="" width="14" height="15">をかけてバレンタインデーhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/803.gif" alt="" width="14" height="15">のプレゼントhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/144.gif" alt="" width="14" height="15">にいいかもー、今年は猪http://blog74.fc2.com/image/icon/e/722.gif" alt="" width="14" height="15">年だしね。セレブだね。

  • 2007/02/06(火) 19:06:17 |
  • URL |
  • はぐみ #-
  • [ 編集]

集めてます

甘庵さん、こんばんは。猪口は集めてますよ。蕎麦猪口なるもの。10個近くになります。通販でシリーズものを買って以来はまってしまい、素敵なものを見つけたら購入します。高価でないけれど、ちょっとしたものを盛りつけるのにいいですね。そのうち、画像を載せられたら良いなと思います。

  • 2007/02/06(火) 17:50:49 |
  • URL |
  • さと #o.trGIrQ
  • [ 編集]

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