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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

器を育てる

鶴見さんの器は、見たとおり釉薬は施されていません。
それでも、木灰をうらおもて、なかそと全てにかけて、
原土の中の珪石や長石の粒を溶かして飛び出すほどの、
しっかり焼ききっています。

turumi.484.jpg
7寸皿 ¥7350
φ21~22H5~5.5

そのためにかなりざくざくした原土も、
吸水性が少なくなり、当然匂いや汚れが付きにくくなっています。
とはいえ、釉薬がかかった器に比べて、
表面がざらざらしているので、
使う前に水や湯をくぐらすことを習慣づけると、
後の洗いがぐーんと楽です。
また、洗うときに、たわしが焼くにたちます。

まず、ざらざらした中に入り込んだ汚れをかきだしてくれます。
さらに、長く使っていただけると、
表面の粗面が、徐々に整えられ、
穏やかになって来て、
もっともっと使うと、つるんとしてきます。

使う頻度にもよりますが、
年単位で、滑らかになっていきます。

turumi.494.jpg
片口中 ¥4200
W12.5D10H8.5~W14D9H8

湯呑みやカップにように、
液体を入れて呑む器も、
がんがんばんばんつかって、
じゃんじゃん洗うと、
穏やかな表面と口当たりだけでなく、
デリケートな液体の味わうときに、
使い始めは少し角が立つ感じがしていたのが、
不思議と落ち着いてきます。
この場合、同じ飲み物を繰り返すと、
その効果がむしろ倍増するというか、
その飲み物に慣れて来て、独特の美味しさが生まれます。

turumi.439.jpg
マグ ¥3150
φ8~8.5H9

鶴見さんの器は、見た目も、感触も、
やんちゃな器だけに、
一杯使うことで、器が育つことを実感できます。

               甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

お返事です

さとさん
ママになって毎日が発見で、
大変だろうけど可愛くてしかたないでしょ。
三寒四温の季節、母子ともに健康には注意してね。

SPIKEさん
訪問ありがとう。
ボチっともありがとう。
またお出かけください~。

Sunnyさん
まさにおっしゃる通りですね。
東洋でも特に日本は変わり者みたいですね。
中国とも韓国ともちょっと違うみたいですね。
とくに焼きしめといわれる、
無釉のせっ器を器として好んでつかうのは、
日本の文化ですね。

焼き締めのお皿

大~好きです。こちらの器も使い勝手が良さそうですね。
なんていうんでしょう、やっぱり西洋と東洋では空気感が違うからかな、和食器のしっとり感は湿気のある日本の空気により合うように思います。

  • 2007/04/04(水) 18:19:19 |
  • URL |
  • Sunny #-
  • [ 編集]

こんちわ!

(。-∀-)コンチワ。
ランキングサイトネットサーフィンしてたら
ここにたどり着きました。
記念に応援ポチしていきまーす
ほいで、また遊びにきまーす☆
<(´∀`)/ ポチ☆

  • 2007/04/03(火) 15:41:00 |
  • URL |
  • SPIKE #j4HPszOo
  • [ 編集]

おひさです

甘庵さん、おひさしぶりです。
先日は遊びにいらしてくださってありがとうです。器もあまり見る時間がないですが、暇を見つけてみたいなと思ってます。

  • 2007/04/03(火) 14:56:31 |
  • URL |
  • さと #o.trGIrQ
  • [ 編集]

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