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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

親片口の中に子片口が~♪

角掛さんの注ぐ物を続いてご紹介します。
片口です。
今日は盛り鉢に使えるタイプの大小をみていただきましょう。
はい、この通り。

tunokake918.jpg

黒片口大 ¥6300 φ20H11 に、
黒片口小 ¥5250 φ17H9 がぴったり入ってしまいます。
うーん、こういうのに惹かれちゃいます。
狭い家にずーっと住んでいると、
なんだか、これだけで得した気分に。

この片口も短めの口ですが、
これが、ピタリ、キリリって、切れます。
そこが角掛さんが陶工としてしっかり仕事しているからで、
実は不思議なことではないのですけど、
妙に感心してくださるお客さまが多いのは、
いかに切れの良くない片口で、
あきらめたりしているからですね。

tunokake917.jpg

前にも書きましたが、
これは片口と表記しているのは、
切れが良いと確認しているからです。
盛りつけのためで、口がデザインのためというときは、
片口鉢と表記するようにしています。

なので、切れはもちろんですが、
懐が広いこの片口は、
盛り鉢としても、美しく使えます。

宴で酒を注ぐのにも由。
パーティでサラダ盛っても由。

ちなみに小の方で、2合(360cc)入れて、
程よい感じでした。

                甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

ご丁寧にありがとうございます!!

うわあ、甘庵さん!申し訳ございません、お忙しいでしょうにこんなにご丁寧にお答えいただいて、すごく恐縮しています。でもとっても勉強になりました!
こちらで使用しているのに加えて、今も船の中に揺られてこちらに来る道中の漆器もあるのですが、ちょっと大切なものなので気になっちゃって・・・
やはり作り手さんによるのですね、そしてそれが必ずしも価格と一致しない・・・。今度は銀花さんで求めるようにします。やっぱり安心して使えるほどありがたいことはないですから。銀花さんが大阪にあれば尚嬉しい!のですが。^^
本当にとてもためになるアドバイスをありがとうございましたv-254

  • 2007/04/19(木) 18:02:41 |
  • URL |
  • Sunny #-
  • [ 編集]

お返事で~す

はぐみさん
まいど~。
ばんばん使っていただいて、嬉しい評をいただき、
またまた出会って求めて頂くのは、
本当に橋渡しとして嬉しい限りです。
この先もよろしくお願いいたしま~す。

Sunnyさん
質問は、なかなか難し質問ですね。
おっしゃっているように、漆器は乾燥に弱いといわれています。
と、同時に過剰な湿気にも弱いといえます。
正確に言えば、漆が乾いた塗装面が弱いのではなく、
素地の木が乾燥していれば縮み、
湿っていると伸びるからなんです。
漆は呼吸を止めない塗料ですので、
(漏るわけではないんですよ)
素地の木をいつも呼吸させています。
それで、漆器として仕上がった場所の湿度より、
乾燥している場所ですと、素地が縮みます。
でも、それは、四季のある日本では伸びたり縮んだりしていますし、
平均湿度が多い生産地から、エアコンで一年中乾燥状態の東京のマンションなどでも、
厳し条件は一緒ですね。
アールデコの頃の家具で、当地(フランス)で、
素地か作られ、当地で漆仕上げされた物は、
問題なかったと聞いております。
使い手の状況が反映している作り手なら、
(平たくいって、何かあったときにクレームや直しが来る状況)
それなりの対応をしていくことになります。
銀花では漆器の作り手が限られてくるのは、
そのためです。
つまり、きちんと対応していく作り手だけになってしまいます。
木地の管理をきちんと出来ないと、
いくら塗りのテクニックで工夫しても限度があるからです。
話が長くなり恐縮ですが、
結論からいえば、はっきり作り手の差がでてしまいます。
それが価格と必ずしも一致いないのも、
問題かもしれませんね。
銀花でも明らかに、内陸の乾燥する土地や、
平均気温が低いために、絶対湿度が低い場所とわかっているときには、
おそるおそるなので、初めからお話していますが、
皆さん結構無謀な方が多いのですが、
なぜか、ニューヨークやカリフォルニアやドイツなどへ、
お持ちになった方がおいでですが、
不思議と問題は発生していません。
違う話ですが、お客様に椀を食洗機に入れていいかと聞かれ、
乾燥は弱いので、洗うまではいいですけど、
乾燥に入る前に、止めるか出してくださいって、
そういったら、隣で聞いていたお客様が、
「あら銀花さんで頂いた椀は丈夫よ~。食洗機で洗っているけど、全然平気」とあっさり言われ、
「そうしなければ、もっと長持ちしますから」と、
お伝えするしかありませんでした。
そうそう、強いていえば、使ってあげることですね。
その分保湿になりますから。
ただ、良質の漆は柔らかいので素地の伸び縮みや、
歪みについていきますが、
そうでない漆の場合は、それもつらいことになりますね。
いや、やはり難し質問ですね。
湿度をそこそこ、温度変化の少ないところに、
保管するぐらいしか、特別な方法は考えられません。

なるほど~。片口と片口鉢の違い、デザインのためか実用性かってことなんですね。
ところで、ヨーロッパはめちゃくちゃ乾燥しています。陶磁器よりも塗ものが軽いため、幾つか持ち込んでいるのですが、空気が乾燥しているため、日本より速くダメージ受けるよ、と言われました。確かに値段の安いものから歪みが生じているような・・・
何か乾燥したところでの保管法などありましたら教えていただけますか?
コメント欄にてこのような質問、すみません。

  • 2007/04/18(水) 23:10:21 |
  • URL |
  • Sunny #-
  • [ 編集]

あ・うん

ぴったり収まっていて、息がぴったりhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/442.gif" alt="" width="14" height="15">きれーで美しいhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/712.gif" alt="" width="14" height="15">まさにハーモニーhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/328.gif" alt="" width="14" height="15">

  • 2007/04/17(火) 22:55:20 |
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  • #-
  • [ 編集]

うちに銀河

きょう、うちに小さくてまん丸な完璧醤油さしhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/278.gif" alt="" width="14" height="15">とでっかくて黒くて星http://blog74.fc2.com/image/icon/e/69.gif" alt="" width="14" height="15">http://blog74.fc2.com/image/icon/e/490.gif" alt="" width="14" height="15">がいっぱいのまあるい皿がきた。醤油さしは地球http://blog74.fc2.com/image/icon/e/332.gif" alt="" width="14" height="15">で皿は銀河http://blog74.fc2.com/image/icon/e/778.gif" alt="" width="14" height="15">みたいhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/814.gif" alt="" width="14" height="15">銀河系になる。

  • 2007/04/17(火) 18:45:25 |
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  • はぐみ #-
  • [ 編集]

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