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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

嬉しい橋渡し

角掛政志さんの企画展も今日までです。
リピーターとして訪れてくれた方からは、
使って良かったので言ってくださる言葉も、
今回初めての出会っていただいたお客さまが、
楽しそうにお持ち帰りになる姿も、
橋渡しにとっては、等しく嬉しい瞬間です。

皆様の声や表情から、お奨めして橋渡しした器が、
間違いない器だったと安心すると同時に、
まだまだ、橋渡しの力不足なので、
総数がもう少し増えるようにしないといけません。
がんばります。

「注ぐ物なら切れが良く」といった、
目的に応じた機能をしっかり果たし、
盛り映えがして、丈夫で使いやすい器をお奨めしていますが、
それを作ってくれる個性ある作り手たちは、
それぞれの工夫の中に、個性ある表情や質感を追求しています。
角掛さんも例外ではありません。

tunokake020.jpg
片口の高台部分です

角掛さんの黒は、
大変不思議な作り方をしています。
極端なお話しをすると、
もう一つの代表的な粉引と素地や化粧土をかけるまでは、
一緒なんだそうです。

tunokake021.jpg
ポットの裾部分 上の黒いところが化粧下地があり、下の茶が素地のままです

粉引と黒い器は、施釉する釉薬が違うことで、
白と黒に変わります。
かといって、黒い釉薬をかけているのではなく、
化粧土と灰が反応するの利用し、
さらに、冷却還元(鶴見さんのところで説明)して、
この黒くちょっとマットな独特に質感の器を作りだしています。

tunokake022.jpg
ポットの口に残る目あとが白いのは化粧土が見えているから

こうした、技術や努力に裏付けが、
使って飽きがこず、また欲しくなるような、
魅力的な器を作り出しているのですね。
とはいえ、手仕事の器ならではのこの楽しさは、
兎にも角にも亜使って頂かないと、
なかなか伝わりにくいことです。
是非、チャンスにまず一つ使って見て欲しいと、
・・・・願うばかりです。
              甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

お返事で~す

mieさん
気に入って頂いて何よりです。
言葉の中に滲んでいる、器好きのmieさんの、
嬉しそうな気配は、
橋渡しへ何よりの勲章です。
これからも、使うことで幸せになる器を、
橋渡し出来るようがんばります。
応援、よろしくお願いいたします。
N.Kojima
本当に、使うための器ですので、
やはり使ってくださって、心地よくないとね。
使わず置いておいても器は腐らないですけど・・・。
利子も付かないし、価値が特別上がることも、
ないですから、やっぱり使うものを、
手に入れて欲しいですね。

用の美ですものね、使って何ぼですね。
この間、蒔絵のおわんが30万で
出てました、つかえないな~とも
感じた。
身近に美しいもの、それが重要に感じる
このごろです。

  • 2007/04/25(水) 10:51:21 |
  • URL |
  • N.Kojima #n63IQ1vs
  • [ 編集]

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  • 2007/04/24(火) 19:38:56 |
  • |
  • #
  • [ 編集]

角掛さんのポット

こんにちは。21日記事の角掛政志さんの粉引丸ポットを購入したAです。ポット、破損することなく無事に私の元にきてくれました。ワクワクしながら箱を開けて、初対面の感想は、‘‘可愛い~好き!”でした。コロンとした形、注ぎ口の形、蓋や取っ手の淵の色等など、挙げたらきりがありません。見たままの感想で申し訳ないのですが、どこが好きかと言われてもどう話して良いのか・・・。
だって、好きに理由なんてないから。この雰囲気が好きとしかいえないです。つまり、とてもとても気に入ってます。
しばらくは思う存分眺める日々が続きそうです。早く使いたい気持ちはあるのですが、いつも初めて使うのに勇気というか覚悟みたいなものがいるんです。なので、その日がくるまでは眺めます。ポットの前にくると手に取って、眺めてはにやにやしてます。怪しいですが幸せな時間です。
でも、甘庵さん自慢の注ぎ口の切れのよさだけは確認しましたよ。すごいですね。本当にお水がピタッと止まるのですね。試しながらあまりの切れのよさに嬉しくなって、何度もやってしまいました。角掛さんの腕のよさには感心してしまいました。比べるのも失礼なのですが、今使っている量産されているポットは注ぎ口から垂れるというよりこぼれると言ったほうが正しくて、人前でお茶を淹れるには恥ずかしい物でした。でも、このポットなら人前に出してお茶を淹れても恥ずかしくないです。この子はほうじ茶を淹れるために我が家に来てもらいました。本当に買って良かったです。大切に使っていこうと思っています。甘庵さんの橋渡し&お見合い、大成功ですね。ありがとうございました。長々と書いてしまいましたが、この辺で。

  • 2007/04/24(火) 12:32:10 |
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  • mie #-
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