何度も何度も繰り返す手間をかけているのは、
しっかり丈夫にして、使いやすくするためです。
手間がかかった分、価格に反映してしまいますが、
同時に、丈夫になっているはずです。

熱い汁を熱く飲めるのは、
持っても熱くなく、冷めにくいのは、
木地に漆を塗っているからで、
漆が選ばれたのは、熱い物にも強いからです。
漆器がいつの間にか使いにくい、
あるいは、普段使いに出来ないと思われるようになってしまったのは、
そう思わせるようは、器を橋渡ししたり、
過保護な扱い方を、もっともらしく伝えてしまう、
悲しい現状の積み重ねです。

使っていただけた方には、すぐに間違った話と理解されます。
まだそう思われている方は、
是非、漆器を日常に使うことで、
誤解をぜひ訂正して欲しいと願ってやみません。
甘庵
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