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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

元気の元

儲かりはしませんが今まで続けてこれたのは、
楽しくて仕方なかったからだと思う。
その勢いで続けられたのは、
きっと作り手もそうだったと思う。
ぼくの古い感覚だったり、ノスタルジーかもしれませんがね。

社会にそれを呑み込むゆとりがあったのでしょう。
そのゆとりが細くなってきたのか、
ぼくには、自分を含めて、
全てのパワーが弱くなってきていると感じます。
作りの手の元気も減り、ぼくのようにカラ元気や、
力まないという方向になっているように感じます。
特に若い作り手は、クールだったり、
おとなしかったり、結構優等生かな。

ものつくりは、どちらかといえば、
普通でない人っていうか、
少数側で、視点が少し違う方が良いのではと思っているのですが、
なんだかとっても、対社会的に常識人が多くなっているかな。

もちろん常識な人が悪いというのではなく、
はじけていて欲しいっていうか・・・。
ものつくりって、自分の分身を一杯作るみたいな作業だと思うんです。
ばくは濃縮液を希釈して、好い感じの飲み物が出来るような感じに受け止めています。
だから、濃縮液である作り手本人は、くどかったり、
ギラギラしてていいいのではと思います。
あまりさっぱりしているようでは、
薄めたときに、凄く味気ないものが出来てしまいます。

もちろん、本質に、品と格があり、健全で、
悪意のないことが好ましいとぼくは思っています。
その意味では、くどくてギラギラしてる作り手でも、
人に接したときには、存外常識人です。
いえ、ぼくの知ってる作り手たちは、
むしろ健全な善人ばかりですね。
ただ、個性的ですね。
そして良い作品作る人は、確実に元気ありますね。
 
元気の元を、作り手から分けてもらって、
カラ元気でもなんでも、
“うつわ屋”として橋渡しをしていかないとね。

          閑庵

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