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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

光をたたえるガラス

巳亦さんのガラスの器は、
不透明で和の色合いを持っています。
ガラスによく使われる色とは違うのは、
巳亦さんのオリジナルの色が基本だからです。

mimata478.jpg

中間色だったり、わずかに濁りさえあり、
和の色合いを感じます。
彩度も、低く不透明なのに、
決して暗くなったり、重い感じはしません。

mimata480.jpg

それは、作り方の秘密があるのですが、
それを言葉で説明しても、もどかしいので、
結果をいうと、器が光を採りこんで、
ほんわかと・・・淡く明るさをもっていて、
まるで、持ち上げて光にかざしたように、
器が光をたたえています。
見込みに手を入れ揺らすと、
外側に影が映り込みます。

mimata503.jpg

お出かけ頂ける方は、
といっても、これも説明しても、
見て頂いたり触れて頂いていない方には、
分からないと思います。
これはもう、手に触れていただくしか、
理解頂けないお話しで恐縮ですが、
一度でも手にしたことがある方には、
「なるほど」とか、「そうそう」とか、
きっと納得してくださるはずなのですけど・・・。

ぜひぜひ、まずご自分の手にとって、
ご覧いただけたらな~と、
甘庵は強く願ってやみません。

              甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

仄かな

周りの光を集めて仄かに明るさを帯びるために、
置かれた場所によって違う色合いを見せてくれます。
これが何とも不思議な魅力です。

ガラスが光http://blog74.fc2.com/image/icon/e/267.gif" alt="" width="14" height="15">をたくわえて自ら発光してるみたいhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/349.gif" alt="" width="14" height="15">蛍みたいであったかで優しい感じのする光http://blog74.fc2.com/image/icon/e/267.gif" alt="" width="14" height="15">と色。

  • 2007/05/27(日) 23:37:19 |
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