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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

艶を消したガラス

今回の巳亦さんの作品に、艶の消えた作品がいくつか見られました。
サンドブラストと言われる、砂を圧縮空気なので吹き付けて、
ガラスの表面を荒らす方法です。
この方法で着せガラスの表面を取り除き、
絵を描く方法などにも使われますが、
巳亦さんの場合は、均一に表面を荒らして、
マットな質感に仕上げています。

mimata555.jpg

焼き物などは、釉薬の調合や、釉薬を薄く施したり、
そのまま焼成する焼きしめなどで、
艶のない質感を生み出せますが、
吹きガラスのガラスの場合は、表面を細かく凹凸にしても、
品良く艶を消すことは難しく、
通常はサンドブラスでつや消しにするか、
薬品でつや消しにします。

mimata486.jpg

艶を消すことで、
同じガラスの色合いも、フロスティな質感になり、
シャープさがなくなりますが、
半透明の砂糖菓子のような、独特の趣が生まれます。

同じ色のガラスでも、吹いたママの艶のあるこのグラスと、片口型の花入れでは、
mimata554.jpg


mimata553.jpg


色合いが柔らかくなるだけでなく、
質感や素材感まで違って見えます。

mimata488.jpg

冷凍庫で凍らせたような、
フロスティな涼感を受けます。

            甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

結露に生唾

高温多湿の日本の夏には、
冷たいものはご馳走ですが、
眺めて冷たさを連想する結露は、
目で味わう涼感というご馳走ですね。
ガラスという器も、同じように、
涼感がご馳走なんですよね。

フロスティ

ガラスフロスティhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/760.gif" alt="" width="14" height="15">にはきーんと冷えたものを盛ったときの結露がお似合いかもhttp://blog74.fc2.com/image/icon/e/446.gif" alt="" width="14" height="15">

  • 2007/05/31(木) 23:46:01 |
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