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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

美味しそう!!<好い"うつわ"の条件>

人それぞれに、器を選ぶポイントがあると思います。
ぼくにとっての好いメうつわモの条件を、
独断と偏見で書き連ねてみようと思います。
まずはじめに、美味しそうなこと。
これはもう、絶対条件。

たとえば飯椀。
ぼくら日本人のほとんどの人が、
口を付けて食べます。
湯呑みやマグの用に液体のものは、
世界でも口を付けて飲みますが、
お椀はどうでしょ。
やはり口を付けて飲むでしょ。
中身のおみそ汁やお吸い物は、いわばスープ。
スープは、スプーンやレンゲですくって口に運びます。
そのために、掌(たなごころ)という手に持った感触を愛で。
口当たりを楽しみます。
当然のこと、好き嫌いも出てきます。
それは、ぼくらが無意識ながら、
器を食べているからなんです。

こんな、当たり前の基本習慣が、
器への嗜好が強い国民性になっていると思います。
同じ絵柄の用途に応じた形の器が、
とっかえひっかえ出てくるより、
料理に合わせ、時候に合わせ、
器同士の色合いや質感を考えて、
器が組み合わせれて出てくる、
和のしつらえのほうが、
嬉しくなったりしませんか。

カップ&ソーサーではなく、
湯呑みと茶托というように、
やきものと木や漆器などを、
取り合わせを楽しむのさえ、
和の好みとしては、器を目で食べているんです。
ですから、器自体が美味しそうでなくっちゃー。
と、ぼくは思っています。
          閑庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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