大変料理のお上手な奥様であることが、
器作りに大いに反映されていますが、
グラスに関しては、自力だと認めたいほどに、
お酒もお好きです。
男の視点からの酒の器が多く、
男性の顧客も多かったのですが、
女性が増えたのか、男性が好きなく感じる近年です。
消費世界はどこも同じかと思いますが、
暮らしのお財布は女性が握っているからか、
このところの男性には器を見る眼が薄れたのかな?
やはりお財布のせいかな?

古くからのロックタンブラーも少しスマートになり、
繊細なフォルムにマイナーチェンジしてきたのも、
選んでくださる女性の手でも握り安くという配慮や、
お好みに合わせてかもしれません。

同様に長く作っている馬上盃も、
リキュールや、デザートカップに使いたい魅力があるための、
人気が絶えません。
古くからの酒のグラスは、
男性である荒川さん自身の視点で作り出したのですが、
器の魅力と、お客様のニーズに合わせていきながら、
現代の暮らしのなかで、使いやすく、息の長い人気のある器に、
進化してきています。
そのあたりが、荒川さんの器の人気の秘密であり、
魅力ある使う器作る底力なのでしょう。
甘庵
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