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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

感性と個性

手で作られた、ティースプーンから、
お玉やサラダサーバーまでの匙が、
作り手によって様々な表情を見せます。

ケヤキ、さくら、クルミ、エンコなど、
材種はあれこれでも、
木目や肌合いの違い程度。
ナイフや彫刻刀で削り刳ってつくり、
漆などをすり込む方法もさほど差がないのに、
どれも大変個性的です。

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薬味匙のように小さなものまで、
作り手の分身と言っていいほどに、
顔つきがそれぞれでちがいます。
その上作り手によって、
仕上がりに感性と個性が現れます。

ナイフを当てた音が聞こえそうな、
削った刃跡が、リズミカルで美しい、
伊藤玲さんの仕事。
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どんな木片も愛おしみ、
ティスプーン程度の大きさでも、
あえて違う材種をつないで、
作る事を楽しんでいる、
さかいあつしさんの仕事。
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材種の表情からイメージして、
削り出していくと、
そこに元から埋まっていたように、
花や草木のレリーフが浮き出て来た、
武井順一さんの仕事。
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コーヒーにも紅茶にもお砂糖入れないぼくですが、
ティスプーンが使いたくて入れてしまいそうな、
可愛いティスプーンたち。

シチューやカレーだけでなく、
和食器とのも合うので、
和食の時にも使いたくなったり、
料理の取り分けに使いやすそうだったり、
テーブルのアクセサリとしても、
楽しくなる“うつわ”です。

それは作り手が誰より楽しんで作ったに違いないからでしょう。

             閑庵

私事でブログが滞りがちになっていて、
ごめんなさい、一段落はしたので、
またがんばるようにいたします。

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