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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

藍分は粒子

藍染めは、タデアイを、発酵させて作った「すくも」を、
藍瓶に入れて、アルカリ液を足して、栄誉分をいれ、
発酵させて、出して行くそうです。

*今は瓶でないことも多いですよ。昔はなかった、
ポリバケツでも、コンクリート漕でも、ステンレス漕でも、
発酵がきちんとできて、きっちり洗えて扱いやすければ、
何でもいいはずです。

昔ながらにすることも、薬品にかえることも
その過程や方法はいろいろです。
ですが、長く使うと、差が出るのは、
何の世界でも一緒のようです。
あと、作り手への気持ちかな。
信頼おける、好きな作り手は応援したくなるのが、
心情ではないでしょうか。

moro091.jpg

さて、今日のお話しは、
その藍の成分というか、染まる元が、
どうも粒子らしいんです。
前に森さんが、藍で染まった糸くずや、端布をくださって、
「これ燃やしてみてください。
藍は虫やまむしよけというけど、
それは、経験出来ないのでわからないけど、
火に強いからと、火消しさんが身につけたといのは、
本当かも・・・」
では、灰皿の上で火をつけてみると、
木綿や麻の布は、良く燃えて灰になります・・・が、
その灰のなかに、青いものが、
「それが藍の粒子です。火の中でも残るでしょ」
って、言うんです。

mori092.jpg

確かに青い粒子が残っていました。
「粒子だから、染めてから落ち着くまで少し時間がかかるようです」
「固定する前は、動きやすくって、たたんだりしてストレスあると、
逃げていっちゃう・・・・それで反物は巻いておいた・・・」
へぇ~って、何気なく聞いていたのですが、
いつもジーンズの後ろポケットに、
飾りで入れておいた森さんの染めたハンカチを、
ある時広げてみたら、
たたんで折れた部分が薄い!!
あわてて折り目を変えてまたしばらく置いておいたら、
なんと、戻ってました。
完全ではないですが、明らかに、差が補われました。

mori093.jpg

一この一見非科学的な現象を、
藍が粒子で固定するまで動くということで、
理解し体験した覚えがあります。

mori094.jpg

一時期、この藍の粒子が電磁波よけになるので、
人工的に出来ないかと、研究している機関があるとも聞きました。
まむし除けの効果は試せなくても、
電磁波除けにはよろしいようですよ。
 
                  甘庵


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