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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

育ちと顔つき

ぼくの前に並んでいる”匙と箸”は、
木を削りだし、漆を何度もすり込んで作った匙や箸です。
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作り手によって形が違うだけでなく、
木の材種によっても、作り手と木との会話から、違った形が生まれたり、
作りたい形のイメージを作るために木を選び、
木目や素材感の違いから、
出来上がると、一つずつの表情や顔つきになってきます。

木の持つ、堅さ、密度、木目、色などや、
削った時の質感や木肌によって、
同じように作っても、
表情は変わって来るからです。

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導管という木の栄養を運ぶ管が、
年輪や木目になります。
木によって、個性があります。
栗やケヤキのように、
やんちゃで、はっきりした木目もあれば、
桜や朴のように、
穏やかで静かな木目も有ります。

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そんな肌合いを最大限に生かそうとした作り手の気持ちや、
木が好きだからこそ、作り手が楽しみながら生み出した匙や箸は、
木との会話をぼくらがわかるように、翻訳してくれていて、
使うぼくらが手のしたときに、聞こえて来る気がします。

さて、皆さんにはどんな木との会話が聞こえてくるでしょう。

昨日木曜日付け、朝日新聞夕刊のマリオン(関東版)に、
“匙と箸展”をご紹介頂いて、
おかげさまで電話対応などに追われて、
ブログのアップがなかなか出来ませんでしたと・・・と。
今日の言い訳にしておこう。

            閑庵


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