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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

小~さい匙

匙箸展の後半が始まった昨日、
伊藤玲さんの匙が補充されました。

saji309.jpg
この画像の「小~さい匙」は名前のとおりに長さ7cmから12cmほどが中心です。

手で作られた物は何でもそうなのですが、
手に取り少し五感をすませば、
作り手の制作する過程や、素材感を疑似体験出来ると思っています。
それを、心地よく感じられる作品がぼくは好きだし、
良い器であり、作品だと思っています。

saji310.jpg

伊藤さんの匙は、ざくざくって削り彫った刃の後から、
勢いをスピード感を感じ取れ、木の堅さや密度もわかって来て、
見栄えを良くするために漆塗りをしているのではなく、
使いやすくするために、漆で仕上げている。
という、意志が感じ取れます。

saji311.jpg

木っ端を無駄にしないで作るところは、
他の匙の作り手にも共通しますが、
特に伊藤さんの「小ーさっい匙」は、
どんな形の匙に仕上がるかは、
手にした木っ端任せっていう感じがして、
一つずつが、「おれおれ」「わたしわたし」「ぼくぼく」って、
自己主張の声が聞こえて来る感じがして、
使い方や用途は後から考えてでも、
なんだかどれも欲しくなってきてしまう、
魅力のある匙です。

                甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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