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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

注ぐ器

ぼくは注ぐ器が好きで、企画とするにも、仕入れるときに、
ついつい気を取られがちですね。
手元にも、片口や急須やポットが必要以上に増えていきます。

片口にしろ急須にしろ、
ロクロの上手さと、造形の巧みさで、
使いやすさを適える技術が不可欠です。

平たく言えば、まず切れが悪いと、
ストレス感じます。
手にしたときに、しっくりこないと、
どうも損をした気分になります。
ぼくはね。

fujita702.jpg
赤絵片口 8400円 径12.8cm 高さ8cm
ご紹介した片口は、小鉢としての片口ではなく、
二合五勺(360cc)ほど入り、
酒を飲みかわすには、程よい大きさ。
粉引の素地に、赤絵の彩色は、
出しゃばることなく酒宴に華を添えて、
取り合わせのぐい呑みとともに、
肴になる器です。

fujita703.jpg
安南急須 13650円 径8.5cm 高さ7cm 
安南の急須は、京都人の藤田さん的にいえば、
「良く泣いていて」灰釉に絡んで渋く滲んだ呉須が、
和のアイテムとしての存在感を持ちます。
もちろん切れ味は良く。掌もしっくりします。
程よく入れて、200ccほどですので、
標準の湯呑みに2杯とれる感じです。
お気に入りの茶葉で、ゆっくりお茶を楽しめば、
きっと自分の時間を取り戻せそうです。

藤田さんの急須や片口は、
藤田カラーしっかりあって、
安南でも赤絵でも、取っ手や口に引っ張られることなどを、
計算ずくで出来上がっていて、
使い心地もよく、なにより、華があります。

                 甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

なんとなくが大切

器に限らず物の善し悪しは、たぶんに好み。
なので、まず何となく良い感じ。
良いかも。何って言うところが大切。
器などは、好き嫌いで選んでも良いと思っています。
で、好きなら使います。
大方、好きな器は、そのまま可愛がってもらえ、
ドンドン使えば、元が取れ、
それが陶器なら、じわりじわりと侘びても来ます。
仮に使い出して・・・うーんと、思っても、
それはそれで反省点になったり、
学習になったりと、使わなければわからないことが、
会得できると思っています。

あ~確かに、なんとなく
魅力ありますね~

  • 2007/09/08(土) 23:32:43 |
  • URL |
  • N.Kojima #n63IQ1vs
  • [ 編集]

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