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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

常設展 晩秋から初冬

暦では立冬だそうです。
荻窪界隈ではまだ紅葉も見られず、
秋が深まるのはこれからと思いながらも、
確かに朝晩がぐんと冷え込んできて足元が冷えます。
体の方が四季をいち早く感じ取れるお年頃になっているようです。
荻窪銀花の展示も「常設展 晩秋から初冬」としていますが、
始まってみると日毎に体感できそうです。


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久保田信一 栗虎釉猪口(カップ)  2,200円
径8cmH6cm


この季節には気温差が激しくて、
日中動くと上着を脱ぐ瞬間があるのですが、
日が傾き出すと急に冷えを感じで慌てて着るという日々です。
言葉でも響きの良い語彙が変わってきます。
日が落ちると「ほっくり」「ぬくもり」などと言う、
温かさを感じ取れる単語が、
妙に脳内に心地よくしみてきます。

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それは視覚でも同じでしょう。
暖色、ふわりとした質感、暖かな素材感に、
自然と気持ちが惹かれます。

18_kubota_0215.jpg

器にもこれと似た選択肢が行われます。
温かみを感じる器が食卓に増えていきます。
軽くて、冷めにくく、どこかほっくりとしている、
陶器の出番も多くなってきます。

18_kubota_0216.jpg

手持ちが軽く温かそうな釉調の使い勝手の良い、
久保田信一さんの栗虎釉猪口(カップ)も、
今からの季節に使いたくなる器です。
温かい飲み物をいただくと真から体が温まりそうです。

                   甘庵
 

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手にすると見た目とギャップのあるマグカップ

すっかり朝晩が肌寒くなってきて、
温かな飲み物が美味しくなってきましたね。
美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
鶴見宗次さんのたっぷり入る手ひねりマグカップです。
石を噛んだざっくりした素地を手あとが、
力強く荒々しい存在感を与えますが、
意外なことに手にとって口をつけてみると、
驚くほどやさしい感触です。

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鶴見宗次 マグカップ 各3,300円
左:径8cmH9cm
中:径7.5cm8.5cm
右:白 径8.5cmH7.5cm


それは手ひねりで作り出した表面の仕上がりが、
実に丁寧で作り手の思いが現れているからと、
素材が変形するほとのギリギリの焼成で、
表面がガラス化していて滑らかなためです。

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一つずつの仕上がりを見せている彫刻的な表情が、
強い個性にもなっていて、
手に持つこともなくスルーする方や、
ググッと心を掴まれてしまう方と、
受け取り方に大きな差が出るタイプの焼き物ですが、
使ってみると誰もが少なからず印象を変える点は、
見た目と違う仕上がりからおきる面白さです。

16_open_0913.jpg
電球色の照明のもとだと土味に温かみが浮かびます。

同じ見た目とギャップに、
思ったよりも軽いと思う方も多いことがあります。
それは手仕事の焼き物を多く使った経験がある方、
焼き物の知識がある方の方が感じるようです。
それはこのマグカップが焼締の炻器と判断されるからです。

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焼締の炻器は釉薬が施されていなくても、
土の重さもあって同じ仕上がりなら、
重いものが多いという経験則をお持ちなるからです。

ところが鶴見さんの手びねりのマグカップは、
ボリーミーに見えていながらも、
無駄のない作りで必要以上の厚みがありません。
また絶妙なハンドルが重心を掴んでいるデザインです。
そのため手にしたときにバランスの良さもあって、
重く感じない仕上がりになっています。

               甘庵
 
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四季を映した小皿と地球温暖化

美味しそうな器展から今日ご紹介するのは、
中條正康さんの色絵絵替小皿です。
三寸弱の小皿に四季折々の花を描いた、
食卓を華やかにする器です。

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中條正康 色絵絵替小皿 2,200円
径8.8cmH3cm


ただ甘庵は四季を意識しすぎてしまうのか、
絵柄を文様とだけ受け取れずに、
絵柄ごとの季節を考えてしまいます。

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それはそれとしても、
逆に言えば日本には四季折々に風景になる、
草木や花が楽しめる恵まれた風土だと、
改めて思います。

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その分、四季で気温差や天気が変化するということですね。
地球規模の気候変動でこの式のリズムが崩れてしまうと、
この小さな器にも描かれている、
四季折々の草花を楽しめなくなるかもしれません。

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さて私たち一人一人に何ができるのでしょう。
無駄な排出ガスを出さないようにと言っても、
社会のシステムの中で暮らしている以上は、
極端な削減には限度があることでしょう。
私たち自身が息をすこととでさえ炭酸ガスを吐き出しています。
息を止めるわけにもいかないですものね。

生きるということは食べることでもあり、
自然界で植物が光合成で取り込んだCO2を、
食物からエネルギーを取り込むときに分解して放出しています。
でもそれは循環しているだけですから、
責任を感じることはないかと思います。

CO2が増えているならその分取り込むしかなく、
単純なその方法は植物に取り込んでもらうのが、
やはり手っ取り早いのかもしれませんね。

となれば絵柄にも文様にもなる草花を、
私たちの周りから減らすことなく増やせれば、
四季の風情を楽しめる環境を保ち失わないように、
できるなら増やすようにすれば良いことに・・・。
甘庵らしい能天気な結論にたどり着いてしまいます。

                甘庵


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