荻窪界隈は少し歩くだけで、
いろいろな木々が芽吹いて、
日ごとに綺麗になっているのを楽しめます。
お茶も芽吹きいたものを積んで、
新茶が出来上がるのですね。
季節をそのものを味わい飲む感じですね。
加藤財 急須横手 黒丸 11,000円
容積240ccさてとなれば急須もお気に入りのもので楽しみたいものです。
甘庵はもちろん「たから急須」です。
そう加藤財(かとう・たから)さんの作り出した、
愛おしい形の急須です。
その代表的なものをご紹介しています。
鉄分などを多く含んんだ素地を、
繊細なろくろと丁寧に仕上げて、
無釉でそのまま焼き締めた肌合いは、
凛として気品を醸し出す姿です。

ご紹介している丸型だけでなく、
平型も茄子などの変形でも、
財急須は隅々丸いディテールです。
この急須ではツマミは宝珠型で、
球体の先端をつまみ出している、
基本は丸です。

狸と呼んでいる取っ手も、
コロンと丸い形状です。
もちろん本体は掌の中に収めて、
スリスリと感触を味わいたくなるような、
心惹かれる丸みです。

こうして姿に心和ませれているだけでなく、
一番心を潤してくれるのは、
この急須で入れたお茶の味わいです。
間違いなく、
お茶が美味しく淹れられる急須です。
甘庵
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今日ご紹介するのは荒川尚也さんのカーフグラスストライプです。
多目的に使えるゴブレット型のグラスです。
荒川尚也 カーフグラスストライプ 4,730円
径8.3cmH12.5cm
程よく入れて150cc満水で200ccほどただ色々使えるだけではなく、
グラスとしての魅力と丈夫な使い勝手の良さがあり、
マイグラスとしてオススメのグラスです。

構造としてカップ部分の下を伸ばして、
そのまま台部分に差し込む形状は、
優美に流れるデザインでかつ、
太めのステムになり丈夫でいて、
内部に入る螺旋のアワ文が綺麗です。

持ちやすく安定したデザインでいて、
満水で200ccの容積は、
ソフトドリンクからビールなど酒類も、
自然で美味しく楽しめます。

手仕事のため微妙に違うフォルムや、
アワ文の入り方などで好みのグラスを選び、
自分だけのグラスとして使うと、
手放せなくなる愛用品になります。
甘庵
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今日ご紹介するのは巳亦敬一さんの新スキ楕円デザートカップです。
一つずつ作る吹きガラス制作ですが、
吹きガラスの特徴の回転体になっていません。
丸く出来たカップ部分だけ歪ませて、
優しい楕円形にした手あとの残るデザートカップです。
巳亦敬一 新スキ楕円デザートカップ 3,520円
W13cmD12cmH6cm型ではなく手わざで整えています。
何気ないようですが、
よく観察すると匠の技量があってのことだと、
気づいていただけるはずです。

例えば身の回りにあるプラ容器など、
円形の柔らかな素材の縁の手前と向かい側を、
寄せれば楕円になります。
なるますが縁は寄せた箇所が高く、
寄せなかった両端が低くなるはずです。

ご紹介している楕円デザートカップも同じように、
まだ柔らかなときに変形させて作りますが、
縁はそれほど極端に高低差が生まれていません。
騙し騙し歪めていると想像しています。

というか三代目のガラス屋の巳亦さんの手は、
使いやすいカップ部分になるように、
勝手にそう修正してしますのでしょう。
こういうディテールを見つけるたびに、
初めてガラスに触った記憶はないそうで、
思い出すのは物心ついたときに、
おじいさんの膝の上て竿の先の溶けたガラスで、
遊んでいたという逸話を思い出します。
巳亦さんは仕事として学習して行ったのではなく、
遊びとしてガラスと向き合ったのが始まりで、
ガラスを巧みに扱うことを、
体で覚えて行ってしまったのでしょう。
だからこその楕円デザートカップなのだと、
そう思い、見てしまう甘庵です。
甘庵
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